2013年11月21日木曜日

奈良公園の紅葉 2011.12.1-3, Colored Autumn Leaves in Nara Park

11月下旬から12月上旬頃には、奈良公園の紅葉がとても美しい。ただし、この季節には、人出も多くなるし、今年のように、晴れたと思ったらその後すぐに激しい雨など、天候が不順だとなかなか美しい写真が撮りにくい。
今年は、忙しさも相まって、今のところ一連の美しい写真が撮れていないので、とりあえず2011年12月4日のブログを改訂し、追加の写真を掲載することにした。
2013年11月21日現在、以下のようには紅葉・黄葉はまだ進んでいないようである。

東大寺ミュージアムから東へ、奈良公園の中心である奈良公園シルクロード交流館に向かって進むと、右手(南側)には真っ赤に染まった木々を見ながら歩くことになる。
(掲載している写真はクリックすると、すべて拡大されます)


そのちょうど反対側(北側)の森は、銀杏の葉とその落ち葉で、森全体が全く対照的に黄色に染まっている。






銀杏の葉に埋もれた地面を、春日大社の神の使いとされる鹿が無心に食んでいる。銀杏の葉と鹿のコントラストが何とも美しい。
向こうに見える建物は、奈良公園シルクロード交流館である。

ところで、近鉄奈良駅から東大寺に向かう途中で、紅葉が美しいので有名なのが、まず依水園である。若草山や東大寺が遠くに見える。
中には、「中国の古鏡・古印・碑帖、韓国の高麗・朝鮮時代の陶磁器、日本の江戸時代の茶陶磁類などを収蔵する」寧楽美術館がある




最後に依水園の隣にある、吉城園(よしきえん)である。意外に知られていないが、とても美しい茶室と庭がある。ここも紅葉が見事である。
「吉城園は、「興福寺古絵図」によると同寺の子院であります摩尼珠院(まにしゅいん)があったところとされています。明治に奈良晒で財を成した実業家の邸宅となり、大正8年(1919年)に現在の建物と庭園が作られました。」


最近、奈良がますます美しく賑やかになっている。JR奈良駅周辺も再開発が進んでいる。
旅館やレストランのメニューの偽装で、奈良のイメージがかなり傷ついたが、もっともっと多くの観光客が訪れてほしいと思う。

ブログのTOPブログの目次新保博彦のホームページ

0 件のコメント:

コメントを投稿